30年以上経過後の住宅を「WithFree」

3.身 体 要 支 援 型 事 業

 

 

沿 革

  
 JAE グループの代表が、某住宅会社にて「病院建築」や「医院併用型住宅」を主流に業務遂行していた折、  
 初めて本格的な「障害児者同居型住宅」を依頼されたのは1991年4月(平成3年4月)
 「木造在来軸組工法二階建」にて2Fのフロアーは、柱ナシ、壁ナシのワンフロア―の要望で有った為、
 非常に難易度が高かった様です。当時、住宅居室内での補助器具としては、簡易的な後付け「手摺」や、
 脱着式の「ゴム製段差スロープ」が使用された住居が多く、これ等の家庭内事故も多かった様です。
 そんな居住様態の時代に、室内の全てに於いてノンフラット(段差ナシ)、障害児である当事者は、常に
 宅内を「車いす」利用と成る為、その動線上に於いて「手摺」が全て必要。
 直角を要する壁面は、Rを作る‥など特に浴室の直角はタブーとされた住宅を建築しなければならなかっ
 た訳です。
 一番苦労をしたのが、「バスルーム」と「ユーティリティー」の段差ゼロだったようです。
 おまけに「バスルーム」は畳3枚分(1.5坪)、そんなに大きなスペースを設ける一般住宅を計画した経験
 は無かった様です。そして段差ゼロのユニットバスは、どのメーカーも製造していない為、w=1,500サ
 イズは当時、最大の浴槽でした。排水量も増える為、グレーチング等の種類選択も大変な上、左官屋さん
 のハンドメークにて浴室工事に成った様です。
 「バスルーム」で使用する湯水が、「ユーティリティー」側に流れない様にする方法に悪戦苦闘した、と
 の事でした。あらゆる、問題を一つずつクリアして5カ月後の1991年9月(平成3年9月)に無事竣工。
 それから、同様の住宅を必要とする方々からの建築依頼が殺到したそうです。
 時代は、「高齢化社会」に突入していた為、この様な住宅造りは、障害児者だけが必要とする住宅では
 無く、住宅を新築される多くの人々にも必要である、と認識し1991年11月に「障害児者居住型住宅」を
 改め、その名称を「バリアフリー仕様」としたそうです。
 
 特に本市では、「北九州市総合療育センター」に関係している方々や、それらの福祉関係施設等からの
 紹介や依頼によって他県にも飛び回っていたそうです。
 当時、他のハウスメーカーの友人でさえ、代表の「大前」氏に「バリアフリー仕様とは一体何ですか?」
 と問われる程の認知度でしかなく、各メーカーの住宅展示場も「バリアフリー仕様」は、当然1棟も無く、
 室内は段差だらけの展示場しか無かったそうです。(それでも高級モデルハウスだった)様です。
 1995年(平成7年)、代表が勤務していた北九州の某住宅会社が、テレビ・新聞等で一躍脚光を浴びる事に
 成り、マスコミでさえ「バリアフリー」と言う文言や意味を知られていない世の中だったそうです。
 その翌年の1996年(平成8年)住宅金融公庫(現在の住宅金融支援機構)が、やっと「バリアフリー仕様」
 に基準金利を適用させ、特別融資枠が設けられました。
 代表の「大前」氏は、是を機会に同年(平成8年4月)に退職し、独立して「バリアフリー仕様」研究設計事
 務所を開設しました。
 是から、各ハウスメーカーの住宅展示場はバリアフリー仕様を取り入れた設計が始まり、代表の「大前」氏
 に完成した住宅展示場を確認してもらっていた様です。
 この時、代表の「大前」氏の気持ちは、「どの展示場も見掛け倒しに成っている。」と思ったそうです。
 確かに室内のローカ幅4尺以上、全てノンフラットで必要ヶ所には手すりが施されていたそうですが、「気
 持ちが籠っていない。」と落胆をしたそうです。
 それから徐々に浸透していき、2006年(平成18年)に「バリアフリー新法」が施行され、社会に「バリア
 フリー」と言う文言と思考が浸透したのです。
 現在、代表の「大前」氏は以下の言葉によって、プロジェクトチームを結成する覚悟を決めました。
「30数年この分野から離れていたが、住宅も、街中の設備も、バリアフリーには見えるが、見かけの仕様に
 拘り、調和が無い。此処まで気配りしているのに何故是まで気配りしなかったのか?そのような施工が多
 すぎる。源の意味を理解出来ていない施工ばかり。もう、私がやり直す!!くらいの気持ちで取り掛か 
 る。」この考えの元、2024年から「バリアフリー仕様」を改め「ウィズフリー仕様」として住宅改善を進 
 める事になったのです。
 

 事業内容1

 (調査)平成3年以前に建てられた住宅の見直し

 
   
   
 弊社が所在する地区は、非常に古い街で新日鉄の発展と共に栄えた歴史の有る地区です。
 正直言って「超高齢化」の地区であり、過疎化も進み立ち並ぶ住宅も50年以上が65%を占めています。
 この地域住民の「建替え」「増改築」「リフォーム」等の要望に対して構造劣化した「住宅補強」及び
 「保全」を目的とした「withfree仕様」プランを進めています。
 高齢化による身体機能の低下、及び既に障害を保持した上での生活を営んでいる方を優先的にサービス
 提供を行なっております。「不動産継承サポート事業」が、将来的に御客様が「売却」「住替」「賃貸」
 を御考えで有る場合でも又、相続を踏まえた御考え方で有る場合にも夫々の希望案に沿ってコンサルテ
 ィングを行っています。
 私達、建設業の従事者は社会問題でもある重要課題の一つ「空き家対策」も念頭に置いて最良の選択肢を
 御客様に提供する義務と責任が有るはずです。
 この責任と義務を果たす事は、建設業の中でも「住宅」を主業務にしている企業で有る事が絶対不可欠な 
 のです。「弁護士」や「司法書士」は「相続」や「贈与」等に関する法的推進業務は卓越しております。
 しかし、「不動産」が絡めば、彼等だけでは旨く行きません。
 不動産の経験豊富な私達と並行して業務を進めなければ、御客様にとって納得のいく結果は生まれません。
 従って、今迄の様に「御客様の要望だから改築やリフォームその他の工事をした。」では無く、「空き家」 
 を、発生させない事を念頭に御客様の要望に応えなければならない時代ではないでしょうか。
 

 事業内容2

 (提案)不動産改善工事のプレゼンテーション

 従来の「バリアフリー仕様」は、年齢に関わらず健常者にとっても快適な住空間を可能にした仕様プラン
 だった筈です。反面、障害者や高齢者が同居でない限り、「バリアフリー」は、若年層の方にとっては
 勿体ないスペースや工事費の加算等が少なからず有ったはずです。
 又、満足の行く融資額を得る為に、「バリアフリー仕様」を前提にして「割増融資」や「特別加算額」等
 の融資条件を得て建築された方も居られた筈です。
 そして、その住宅ローンが終わる25年~30年後には、再度住まいの保全を兼ねた調査や検査を行い、そ
 の結果によっては、営繕工事や修復工事を施さなければならない状況でもあります。
    
 
 
 
 「WithFree仕様」プランとは?「不必要な仕様は取り入れない!?」と言う事です。
 障害を有していても高齢であっても!!
 プレゼンは行うが、当事者が望まない仕様は削除、多額の資金を必要とする大仕事である以上、当事者
 やシュミレーションを行い、「時間を掛けて自ら動作・行動が行える範囲は、当事者の権利に従いプラ
 ンを自由に選択してもらう。」それが、元々、バリアフリーの語源(垣根を自由に超える。)の意味で
 した。同居型仕様プランは「共に自由」=共々、自由にする。抑々、垣根の存在が有ってはならいの
 です。それが(WithFree)なのです。
 「何もかも致せり尽くせり」では、逆に当事者の体感機能低下を促進して行く事に繋がり、罪作りな
 結果を生む事に成り兼ねません。又、現代医学の進歩によって将来的に完治、回復等の状況に成った時、
 「何もかも致せり尽くせり」では資金の無駄使いで有り、得てして邪魔な仕様だった、と成ります。
 
  これからは、身体の「障害」について以下の様に当事者が選択できる「WithFree仕様」プランが、
  必要なのです。
    1.先天性障害     自立生活型       共同生活型(家族に限定せず介助者も含む)
    2.後天性障害     自立生活型       共同生活型(      〃      )
    3.認知症障害     自立生活型(不可)   共同生活型(      〃      )
 
    
   
     <中途障害者の自立生活型住宅>     <空き家の平屋2棟を合体して先天性障害者の企画>
 
 県内の関係福祉施設に於いて74パーセントの方々が「自立生活型」を希望している(NPO法人中高年ワー
 ク支援調べ)「親に負担を掛けたくない!!不安はあるが、心から願っている事。」是は彼らの本心で有
 って選択は彼等の権利主張なのです。
 勿論、多岐に渡って問題も山積しております。
 一番大きな問題は、当事者のみが生活する自立生活型の「WithFree仕様」住宅は、弊社では1棟しか実績
 が有りません。彼等も、出来るだけ人に「頼らず」「迷惑を掛けず」「心配させず」自分だけの生活空間
 を望んでいます。又、「認知症障害」に於いては、「共同生活型」が望ましく、特に徘徊壁が強ければ
 家族や親戚等の協力は欠かせません。
 大事な事は、当事者が好んでいる「音楽」「色」「形」「物」・・・・を用意する事です。
 弊社代表「大前」氏が30数年前に手掛けた「バリアフリー仕様」住宅も、当時9歳だった障害児が既に40
 歳を過ぎました。
 既に住宅改造の要求が成されております。しかし、「自立生活型」の仕様プランは、「地震」や「火災」
 による緊急避難仕様を欠かせません。特に「火災による高齢者の死亡率」は、年々増えているのです。 
 弊社の仕様プランには「センサー」や「デバイス」等を、旨く活用して安全性を高めておりますが、課題
 も残っております。(地域管轄の消防署に提出している、高齢者及び障害者マップ)アクセスプランは、
 弊社が独自で行なっているボランティアですが、早期にデジタル化しなくてはなりません。   
 障害を抱えた自立生活者は「消火器」の使用や消火作業等は命取りになります。
 重要な事ですが、この事を想定して必ず玄関以外に2ヶ所以上の救出口や搬出口を設けなくてはなりません。
 「JAE プロジェクト(株)」は、その期待に応える「仕様プラン」を用意しております。